飲み会の幹事を任されて、難なくこなせる人は、仕事の出来る人間である!
飲み会の進行をスムーズに進める為に押さえておきたいポイントをチェックしましょう。
今日の飲み会、タイムテーブルばっちり組んであるの?
えーーー!何それ!タイムテーブル?聞いてないよぉ~
そんなの必要だなんて、知らなかったし!
大丈夫よぉ~ ここを読めば準備はバッチリだから♪
飲み会当日の前に必ず準備をしておくことは何?
幹事さんは、当日本番も大切ですが、準備をあらかじめしておく事で、スタートしてしまえば案外すんなりとイベントが進んで行くものなのです。幹事は裏方仕事なので、目立たない事ですが、しっかりと準備をする事で、当日のアクシデントなどにも対応しやすくなります。あらかじめ進行表などを作成しておく事をオススメします。
当日の流れを確認しましょう!
まずは、当日の流れがどんな形になるのか、確認しましょう。初めて幹事をする人は、参考にしてくださいね。時間はあくまでも目安です。宴会時間が18時~20時の予定だった場合のタイムテーブルです。参考にしてみてください。
17:30 受付開始
18:00 宴会開始のご挨拶
(幹事の方が司会をする場合にはここで軽くご挨拶をした後、社内のトップに挨拶をしてもらう)
18:05 乾杯 (乾杯も、上役の方にしてもらいましょう)
18:10 ご歓談
19:00 何かアトラクションがあればこの頃に
19:30 そろそろ締めに向かいましょう
19:45 締め(ここでもご挨拶の方がいれば、話をしていただく)
20:00 参加者が帰った後の最終的な忘れ物チェックなどをしておきましょう。
こんなスケジュールで宴会は進みます。実は普段の会議などでも変わらないような流れですよね。
当日の流れに沿って、前もって準備しておきたい事
前もって準備が出来ることは当日までに全て用意しましょう。そうすることで、当日の流れが頭に入り、スムーズに進行出来ます。また、お手伝い等は必ず事前に参加者の中でお願いしておくことも大切です。当日に言うのはNGですよ!
受付
幹事自らが受付をしてしまうと、他に対応しなければならない事が発生した時に受付が混乱してしまいます。出来れば同僚や先輩にお願いしておきましょう。もし、一人でやらなければならない場合でも、前もって参加者一覧表を作成して、チェックするのみにしておきましょう。会費は出来るだけ事前に集金するようにして、受付時などにお預かりしないようにすると、受付が楽になります。
宴会開始のご挨拶
宴会のはじめに、まずは、自分が幹事である事。どこの誰であるかの挨拶をしてから、上役である方にご挨拶をお願いします。この会での一番偉い方(部長など)に、必ず事前にお願いをしておきましょう。当日いきなりご挨拶をと呼び出すのは失礼ですので、絶対にやめましょう。
乾杯のご発声
乾杯のご発声も、上役の方へ事前にお願いをしておきます。その際、話がとても長くなってしまう方がいるので、短めにとお願いしておきましょう。挨拶をお願いするのに、そんな条件付けて失礼じゃないのか?と思われるかもしれませんが、長々と5分10分と乾杯の挨拶が続く事は、他の参加者の気分が下がるので、できるだけスピーディーに乾杯までは進める事が良いです。
ご歓談
宴会がスタートしました。幹事さんは、ここでいったん気を緩めたいところですが、その前に参加者を廻るのも○です。ご挨拶をして頂いた上役の方々へご挨拶から、締めの時のご挨拶をして頂く方まで廻ることをオススメします。お店との連携も大切ですので、受付~歓談までのスケジュールは、事前にお店と打合せしておく事が大切です。
アトラクションなどがある場合
アトラクションなどは、一通りの食べて飲んでと参加者が盛り上がっている時ですので、タイミングを見計らって開始しましょう。あまり開始直後に直ぐにやってしまうと、後が続かなくなりますので、スタートから中締めまでのちょうど中間くらいで始めるのが○です。
締めのご挨拶
宴会の終了時間=締めの時間ではありません。お店の予約時間もありますので、宴会終了時間の15分前には、締めのご挨拶等を行うようにしてください。20時終了なのに、20時に締めのご挨拶では駄目です。少し早めの時間に行うようにしましょう。
宴会が終了した後の幹事の仕事
宴会が終了したら、幹事のお仕事が終わったわけではありません。気が緩みますがもう少し頑張って!お店は最後に出ましょう。その際に忘れ物等をお店の方とチェックをしましょう。
宴会の支払いなど
宴会の代金などを支払うタイミングはいつがよいのか?と疑問に思う人も居ると思います。また、この支払いなどは、お店側の都合も考えた方が良い場合もありますので、事前の打ち合わせの際に前もって決めておくことをオススメします。
例えば、宴会をコースで飲み放題で頼んだ場合であれば、前もって金額が決まっていますので、受付の準備をするために早めにいった時に先払いをすることも出来るでしょう。
また、金額が決まって居ない場合や、キャンセル等で人数の増減がある場合もありますので、その場合は当日に金額が変更になることも。そのために、支払いは全て終了してからになる場合もあるので、そういった場合には、宴会のラストオーダー時間を決めて、締めの挨拶のまえに済ませる事も可能です。
どんな状況にしろ、お店の担当の方と事前に決めておくことが良いでしょう。
社畜幹事の進行ワンポイント!アドバイス
飲み会の司会進行は、実は事前の準備が70%で、当日は30%。そのくらい事前の準備が大切です。イベントは始まってしまえば途中で止まることなく、なんとか終わるもの。大きなアクシデント無く終わる為にも、事前に準備出来ることは全て抜かりなく、行っておく事が、スムーズな進行には欠かせないのです。そして、当日の自分のキャパシティーにも余裕ができると思います。
ぶっつけ本番でいいよ!なんて適当な幹事なら、誰がやっても同じです。貴方だからこそ、幹事を頼んで良かった、助かった、完璧だね!と思わせる事こそが、できる人の幹事術なのです!